部署レポートIsen Note

4月といえば、入社の時期!

こんにちは!営業 上田です。

唐突ですが、もうすぐ4月!4月といえば、入社の時期ですね!
私自身も、10年程前に卒業し働き始めましたが、そのときは色々と苦労しました・・・。
挨拶や名刺の渡し方、得意先への訪問の仕方など、わからないことがたくさんありました。
今日はその中でも、必ず使う「上座・下座」の話をしてみようと思います! 新入社員の方のお役に立てたらと思います。
まず、言っておくと大切な基本

  • 「入り口から遠いところが上座」
  • 「綺麗な絵や景色が見えるところが上座」

ということです。

例外も有りますが、基本はこの2点が重要になるので覚えておいてください。

応接室・会議室

ビジネス上、使用する機会が多い応接室や会議室の席次に関してお話します。

応接室の場合

応接室の場合は、入口から一番遠い、奥の席を上座とします。 逆に、入口に一番近い席が下座です。

例外もあります。

  1. 絵が飾られている場合や外の景色が綺麗な場合は、絵や景色を正面から見ることができる位置が客席。
  2. 複数掛けのソファー等は、来客用。

シーンに合った対応を心がけましょう。

会議室の場合

通常、席順は出入口から遠い場所が上座です。
もし、席を指定された場合は、指定された場所に座ります。
指定されない場合は、上座に座り、勧められたら上座に座りましょう。
会議中であっても、同行した上役が離席するときと、先方の上役が離席する時には立ちあがって挨拶をします。
また、長い机に何人も並んで着席する場合は、社長(最上位者)が真ん中の席に座る事もあります。

 

事務所内の応接セット

事業所などオフィスの中にパーテーションだけで区切られた応接セットが置いてある場合があります。
この場合は、オフィスを背にした側に社内の人間が座ります。
この場合、入口から遠い方になりますが、事務所机に近い場所が社内用の席(下座)です。

 

タクシーの上座・下座

応接室・会議室と同じように、使用する機会が増えるのがタクシーです。
タクシーはビジネスにおいて使用する機会が多いかと思いますので、まずはタクシーの上座・下座について学んでみましょう。
タクシーに乗る場合の上座・下座は、次のような順番になります。

  1. 運転席の後ろ(後部座席右側)
  2. 助手席の後ろ(後部座席左側)
  3. 後部座席の真ん中
  4. 助手席

1番が上座、4番が下座ですね。
3人で乗る時は、3番の後部座席真ん中ではなく4番の助手席に座るケースも多いです。
また最近は、1と2が入れ替わる考え方をする人も増えてきています。

理由としては、

  1. 運転席の後ろは、助手席の後ろよりもスペースがないことがある。
    (ドライバーの体格によっては座席が後ろに下げられてる)
  2. 荷物を持ちながら奥まで移動させるのは失礼。

こういったことがあげられます。

必ずしも、席次を守るわけではなく、人に寄れば目上の人でも助手席が良いという方がおられるので、その場その場で臨機応変な対応をしましょう!
ちなみに、1の運転席の後ろが上座となった理由には諸説あり、

  1. 運転席の後ろが一番安全
  2. 助手席の後ろに座らせるということは、お客様を外で待たせてしまう時間が長くなる
    (特に風雨の強い日は失礼)

この2つがあるそうです。

社会人になった当初、①はなんとなくわかっていましたが、②に関しては全く考えもしなかったのを覚えています。

 

会議以外の席次について

 

新幹線の場合

窓側と通路側では、窓側が上座になります。
3列の場合は、真中の席が下座になります。
ボックス席では、進行方向に背中を向ける方が下座になります。
各車両の出入口付近の席の場合、出入口から遠い方が上座になります。

エレベーターの場合

エレベーターでは基本は、入口から遠い方が上座、近い方が下座となります。
エレベーターでは操作盤の前が最も下座となります。 目上の人と一緒にエレベーターに乗った場合は操作盤の前に立ち、 目上の人の行く先を尋ねたり、ドアの開閉操作をします。

和室の場合

接待には、和室が利用されることが有ります。基本は床の間(一段高くなっていて、掛け軸が掛けてあったり、花などが飾ってある)の前が上席です。床の間の前が上座で、入口に一番近い席が下座です。普通床の間は左奥にありますが、右側にある場合は床の間に一番近い入口から遠い席が上座になります。 次席としては、図の通りですが、実際はお客様側が1.3.5に、接待側が2.4.6に座る事も多いです。 料亭など格式高いお店での接待の場合、もし不安があれば、事前にお店の方に伺えば、丁寧に正しい席次を教えてくれますので、ご安心を。

レストラン(テーブル)の場合

入口から一番遠い席が上座。4人掛けの場合、図のように一番入口に近い席が下座。。

 

円卓(中華料理など)の場合

入口から一番遠い席が上座。その後図の様に、一番入口に近い席が下座。

まとめ

シチュエーションによって、わからなくなることが出てくると思いますが、重要なのは最初にあげた2点。 「入り口から遠いところが上座」「綺麗な絵や景色が見えるところが上座」 これを忘れずに意識すれば、おのずと身についてきます。   ビジネスシーンでは欠かせない「席次」。 しっかりと覚えて、仕事に役立ててください。   では、営業上田でした!

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